2026年2月4日水曜日

第一サムエル11:1~15 激しく下る霊 

ヨルダン川東側のヤベシュの町は、アンモン人に包囲されました。万策尽きて降伏条件の交渉をすると、町全員の右目をえぐり出せと言われたのです。この残酷な仕打ちは、ヤベシュの征服にとどまらず、全イスラエルを辱め、やがては完全征服を目論んでいたのでしょう。 

アンモン人ナハシュは彼らに言った。「次の条件でおまえたちと契約を結ぼう。おまえたち皆の者の右の目をえぐり取ることだ。それをもってイスラエル全体に恥辱を負わせよう。」(第一サムエル11:2)   

包囲されたヤベシュの町を現代社会の文脈に当てはめてみると他人事には思えません。お父さんがリストラで仕事を失い破産した家族、薬物依存や暴力行為で警察問題を起こした子供がいる家庭、登校拒否や引きこもりが長期になり解決の見えない家族。

 

ヤベシュの人はサウルに助けを求めにギブアに行きました。ギブアの人々は悲惨さに泣きました。泣いた理由は二つあり、残酷な仕打ちに対する悲しみの涙であり、もう一つは、助けられない不甲斐なさに対する嘆きの涙でもあります。

サウルがこれらのことばを聞いたとき、神の霊がサウルの上に激しく下った。彼の怒りは激しく燃え上がった。(第一サムエル11:6)

サウルは泣きませんでした。むしろ怒りました。神の霊が激しく下り、強い怒りが起き、瞬時に行動に移りました。(10:7)サウルはその場で自分の手で牛二頭を切り裂き、その部位を12部族に送り付け、ヤベシュ救出に力を貸すように声をかけました。

「明日、日が高くなるころ、あなたがたに救いがある。」(第一サムエル11:9)

「今日、主がイスラエルにおいて勝利をもたらしてくださったのだから。」(第一サムエル11:13)

9節を見ると、明日、救いがあるとの強い確信の言葉は人々の口から出た言葉でした。サウルの祈りと確信がイスラエルの民に伝染していました。サウルはみごとなリーダーになっていました。

 神の霊が下るとは、実際に何が起きたのかを考察してみます。

①神のみこころが鮮やかに分かった
②自分を神にささげ、身をゆだねた
③神の力がみなぎり、いつもより大きな力と勇気と知恵が与えられた
④正義、きよさ、あわれみの思いなどが研ぎ澄まされた
⑤はじめからあきらめず、神にあって可能だと希望を持てた
⑥独り相撲にならず、周囲の人を巻き込む影響力を発揮した

 「これらのしるしがあなたに起こったら、自分の力でできることをしなさい。神があなたとともにおられるのです。」(第一サムエル10:7)とのお言葉をサウルは実行しました。
 あなたの番です。 

□神の霊が降るとき、私たちは勇気ある者へと変えられる 
□問題を抱えた私たちにも必ず救いが来る
□勝利は主から来る

 「あなたがたが経験した試練はみな、人の知らないものではありません。神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えていてくださいます。」(第一コリント1013

第一サムエル11:1~15 激しく下る霊 

ヨルダン川東側のヤベシュの町は、アンモン人に包囲されました。万策尽きて降伏条件の交渉をすると、町全員の右目をえぐり出せと言われたのです。この残酷な仕打ちは、ヤベシュの征服にとどまらず、全イスラエルを辱め、やがては完全征服を目論んでいたのでしょう。   アンモン人ナハシュは...