「サウルが死んだとき」(第二サムエル1:1)
ダビデの命を狙って追い回していたサウル王が死にました。
私たちの人生にも、第一サムエルと第二サムエルがあります。
サウルに似た先輩や上司や義理の母に悩まされる時がありますが、それがあなたの第一サムエルです。
サウルのような人が亡くなったり去ったりすると、あなたが王になります。それがあなたの第二サムエルです。その時、あなたは自由で安心ですが、あなたの態度、あなたの雰囲気、あなたの言動がすべて自分に跳ね返って来ることになります。
ダビデは彼に言った。「状況はどうか。話してくれ。」彼は言った。「兵たちは戦場から逃げ、しかも兵たちの多くの者が倒れて死にました。それに、サウルも、その子ヨナタンも死にました。」(第二サムエル1:4)
戦場からやって来た若者から戦いの結果を聞きました。イスラエルが負けたことが分かりました。サウルは瀕死の重傷になり、殺してくれと頼まれた若者が息の根を止め、サウルの王冠と腕輪を持って来たというのです。「主に油注がれた方」(14、16節)を殺害した理由でその若者は処罰されました。
ダビデはサウル王の死を聞き、衣を引き裂き、泣きました。部下も同じ態度で悲しみました。
17~27節にはダビデの哀歌が記録されています。これは、ダビデが催した国葬に近い位置づけだったのでしょう。哀歌のタイトルは「弓」です。ヨナタンが弓を放ってダビデに逃げろと指示した涙の場面が暗示される題です。
「サウルもヨナタンも、愛される、立派な人だった。生きているときも死ぬときも、二人は離れることはなく、鷲よりも速く、雄獅子よりも強かった。」(第二サムエル1:23)
ダビデは、サウルとヨナタンを「愛される」、「立派な人」(23節)と評価しました。サウルとヨナタンの遺影の縁を金で飾ったと同じ意味です。
「勇士たちは倒れた」(19、25、27節)とダビデは3度繰り返しました。サウルとヨナタンの最も輝いた勇士の姿として記憶に留めたかったのでしょう。ヨナタンの戦い方(22節)、サウルの活躍(22節)、鷲や雄獅子のような二人の強さ(23節)、国民に祝福を与えたサウルの功績などを(24節)称えました。
ヨナタンとの友情は何よりも大きな励ましであり深い絆だったと語りまし。(26節)
あなたの番です。あなたは新しい王であり、あなたの第二サムエルが始まっています。あなたの国民とは誰ですか。何をしてあなたの国民を幸せにしますか。
□あなたの第二サムエルが始まった
□亡くなった人に哀悼の意を表し、前任者の功績を称賛しよう
□あなたは新しい王です、あなたの国民を幸せにしましょう