2026年3月15日日曜日

第一サムエル15:1~35 最良のものを惜しむ

主はサウルに、アマレク人を徹底的に滅ぼしなさい、聖絶しなさいと命じました。 

それは、約束の地に入る際、アマレク人がイスラエルの民に甚大な被害を与え、特に、子供や弱い人々を殺害したからです。「あなたはアマレクの記憶を天の下から消し去らなければならない」(申命記25:19)主の裁きの執行をサウルは委ねられたのです。それでサウルは兵を集めて出撃しました。

これは、主がサウルに与えた出直しのチャンスです。主はサウルへの期待をまだ捨てておられなかったのです。

 ところが、サウル王と兵士らはアマレクの王アガグと羊や牛の最良のものを惜しみました。(9節)サウルはサムエルに「主のことばを守りました」(13節)と報告しましたが、サムエルに羊と牛の声を指摘されて、兵たちのせいにしました。(15節)サウルの認識としては、主の御声に聞き従ったと強弁し(20節)、悪いのは兵士らだと弁解しました。(21節)

サムエルは言った。「主は、全焼のささげ物やいけにえを、主の御声に聞き従うことほどに喜ばれるだろうか。見よ。聞き従うことは、いけにえにまさり、耳を傾けることは、雄羊の脂肪にまさる。従わないことは占いの罪、高慢は偶像礼拝の悪。あなたが主のことばを退けたので、主もあなたを王位から退けた。」(第一サムエル15:22~23)

 サムエルは主のお心を以下のように説明しました。主はささげものの高価さを喜ぶ方ではない。主の御声に従うことを望んでおられる。サウルは主の言葉に従わず、主のことばを退けたので、主もサウルを王位から退ける。(22~23節)

 とたんにサウルは罪を悔いる姿勢を見せましたが表面的なものでした。(24節)見逃してほしい(25節)、民の代表たちの前で体面を取り繕ってほしいと懇願しました。(30節)

 

 主は悔やまないお方だとサムエルはサウルに伝えました。(29節)
 けれども「わたしはサウルを王に任じたことを悔やむ」(11節)、「主も、サウルをイスラエルの王としたことを悔やまれた」(35節)と二度も主の悔やむ姿が書かれています。
 悔やまないはずのお方が、サウルの事に関してだけは、悲しみ、やるせなさと切なさを感じておられたのです。サウルに対する主の深いご愛、サウルを期待されていた思いが悔やむお姿ににじみ出ています。

聞く耳を持たないサウルを見て、サムエルは主の深い悲しみを伝える意欲を失ったのでしょう。サムエルもサウルに期待し、支援し、指導して来たので無念さは人一倍だったのです。

 

主は今日の箇所を通して何を語られたのでしょう。
 主が一番望んでおられることは、主の言葉を聞く心です。自分の願望をひとまず横に置き、空っぽの手を差し出して、主の言葉を受け取ることです。そして、あなたに対する主のみこころをしっかり聞き取り理解したならそれを実行することです。その一連の流れを私たちが身に付けるなら、私たちは主の弟子です。主に喜ばれるささげものをする者になれるのです。主は、今日、あなたに何を語っておられますか。

主よ、お語り下さい。しもべは聞いております。

 

□主は私たちを期待しておられる。主を悲しませてはいけない
 □空っぽの心にして主の声を聞きましょう
 □私たちの「聞き従う心」を主におささげしましょう

第一サムエル15:1~35 最良のものを惜しむ

主はサウルに、アマレク人を徹底的に滅ぼしなさい、聖絶しなさいと命じました。  それは、約束の地に入る際、アマレク人がイスラエルの民に甚大な被害を与え、特に、子供や弱い人々を殺害したからです。「あなたはアマレクの記憶を天の下から消し去らなければならない」(申命記25:19)主の裁き...