ダビデは心の中で言った。「私はいつか、今にサウルの手によって滅ぼされるだろう。ペリシテ人の地に逃れるよりほかに道はない。そうすれば、サウルは、イスラエルの全領土内で私を捜すのをあきらめ、こうして私は彼の手から逃れられる。」(第一サムエル27:1)
私たちが知っているダビデは、信仰に篤く、無欲で、勇敢でした。
今日のダビデは別人です。
ダビデは、主がすべての苦難から救い出されると信じていました。ところが、サウルに殺されることは避けられない、ダゴンの神を礼拝する国に逃げ込むのが最良で唯一の策だと考えました。
6人家族なら100世帯になる仲間を連れて、ダビデはペリシテ人の王アキシュのもとに下り、滞在許可を得て、南部のツィケラグという町に1年4か月住ませてもらいました。
これでダビデはアキシュに借りができました。その借りを返すために南に住んでいた無実の人々を襲い、皆殺しにし、家畜や金品を奪い、その一部をアキシュ王に貢ぎました。アキシュ王は、ダビデがイスラエルの町を襲ったという報告を聞いて満足していました。
ダビデは、イスラエルの町を襲ったように見せてゲシュル人、ゲゼル人、アマレク人の町を襲っていたのです。(8~11節)「主の戦い」を戦っていたダビデは、強盗の戦いをするまでに落ちぶれてしまいました。
どうしてダビデはペリシテ人の領土に逃げ込んだのでしょう? なぜ、ゲゼル人やアマレク人の町を襲ったのでしょう。
それは、27章すべての節に登場する単語でわかります。すべての節にあるのは「ダビデ」です。(原文の6節だけは「彼」)ダビデが感じ、ダビデが考え、ダビデが行動しています。中心にいるのはダビデです。
27章に出てこない言葉は何でしょう。「神」や「主」がありません。神からの語りかけもダビデの祈りもありません。
ダビデは強い恐れと大きな不安にかられてしまい、祈れなくなり、悲観的に考え、主のみこころを尋ねずに、人間の頭の中で結論を絞り出したのです。そのせいでダビデの部下たちまでも嘘と悪に引きずり込んでしまいました。
主イエスがガリラヤ湖で弟子たちを招いた場面を思い出しましょう。
わたしについて来なさいと主イエスはペテロたちに言われました。主イエスの目は弟子たちを見ていました。弟子たちも主イエスの目を見て、従いました。その後の弟子たちは、主イエスの背中を見続けていました。
あなたの番です。今週、あなたの前に主イエスを置きましょう。決して私が前に出ないように気をつけましょう。
「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる」(詩37:5)
□否定的な考えに支配されそうになったら、神に祈ろう
□自分を前に出さずに、主の後を進もう
2026年6月28日日曜日
第一サムエル27:1~12 ペリシテ人の地へ
第一サムエル27:1~12 ペリシテ人の地へ
ダビデは心の中で言った。「私はいつか、今にサウルの手によって滅ぼされるだろう。ペリシテ人の地に逃れるよりほかに道はない。そうすれば、サウルは、イスラエルの全領土内で私を捜すのをあきらめ、こうして私は彼の手から逃れられる。」(第一サムエル27:1) 私たちが知っているダビデは...
-
今日のテーマは、新しい環境に飛び込むことです。 最初に今日の聖書箇所を要約します。 ヨセフは兄達を完全に赦し、父と兄たち家族をエジプトに呼び寄せると決めました。ファラオも今回の出来事を聞いて喜び、ヨセフの家族をエジプトに招待する事に賛同してくれました。(創世記45:1...
-
「イエスは死人の中からよみがえられました。」(マタイ28:7) 復活の主イエスに出会えたのは女性たちでした。 男たち十二弟子は、主イエスを見捨てて逃げた自分を責めていたことでしょう。そしてドアをしめ切ってユダヤ当局者に逮捕されないように隠れていました。(ヨハネ20:...
-
「そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストゥスから出た。」(ルカ2:1) ローマ皇帝アウグストゥスは BC27 ~ AD14 年にその地位にありました。アウグストゥスの名前が書かれているのは、イエスさまが歴史上の人物であることを証明するためです。 ...