2023年1月22日日曜日

創世記46:1~34

 人は大きな決断をする時不安になります。
 あなたは今、何かの決断をしようとしていますか。

イスラエルは、彼に属するものすべてと一緒に旅立った。ベエル・シェバに来たとき、父イサクの神にいけにえを献げた。(創世記46:1)

ヤコブ(イスラエル)は、息子11人と多くの孫を引き連れて旅立ちました。(8~25)男だけでも70人になる大家族でした。(27節)

ヤコブはベエル・シェバで立ち止まり、神を礼拝しました。ベエル・シェバを地図で確認しましょう。ここはパレスチナ最南端の町で、目の前にはエジプトにつながる街道が通っています。

ベエル・シェバとは、ヤコブの父イサクにとって大事な場所でした。創世記26:23~25を見て下さい。神がイサクに子孫を与える、この土地を与えると約束された場所だったのです。

それだけでなく、ヤコブにとっても意味ある場所でした。創世記28:10によると、ヤコブが兄エサウに殺されそうになって逃げ出した時の実家がベエル・シェバだったのです。ですからヤコブにとって懐かしさと恥が入り混じった人生の原点でもありました。

 

神は、夜の幻の中でイスラエルに「ヤコブよ、ヤコブよ」と語りかけられた。彼は答えた。「はい、ここにおります。」すると神は仰せられた。「わたしは神、あなたの父の神である。エジプトに下ることを恐れるな。わたしはそこで、あなたを大いなる国民とする。」(創世記46:2~3)

 ヤコブは責任者として自分の決断が正しかったのか不安になっていました。そんな時、いけにえをささげ、家族みんなで主を礼拝したのは正しい行動でした。神は夜、ヤコブの名を呼んで語りかけ、不安を解消してくれました。

 第一に、神はご自分の存在をヤコブに示されました。あなたの父を良く知っているし、あなたにもしっかり目を注いでいると言われたのです。全能の神であるわたしがここにいると言って下さいました。

 第二に、励ましの言葉を下さいました。エジプトに下ることを恐れるな、あなたと共に行くと言葉をかけて下さいました。

 第三に、約束を与えて下さいました。子孫を増やし大いなる国民とし、必ずこの地に連れ帰る。死ぬ時はヨセフがまぶたを閉じてくれるというのです。

ヤコブは神の言葉を聞き、大きな慰めと確証を得ることができました。
 あなたにも主は同じことをして下さいます。

☐大きな決断をする時は、主を礼拝しよう。
 ☐神は私たちと共にいて、励まして下さるお方。
 ☐神の約束を信じて前に進みましょう。

ヨハネ20:1~18 ラボニ

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