聖書の巻末地図5を見て下さい。ダビデがイスラエル周囲の敵対国(ペリシテ、モアブ、シリアのダマスコ、エドム)と戦って勝利し、武装解除して重要都市に守備隊を置き、未来に向けての安全保障を構築したことが1~14節に書いてあります。
ダビデはユーフラテス川までの広大な地域に支配を広げましたが、これは、主がアブラハムに約束された契約が(創世記15:18)実現したという意味でもあります。
1節。ペリシテは長年イスラエルを苦しめ、支配と略奪を重ねてきました。ダビデは、海岸地域のペリシテを屈服させ、中核都市メテグ・ハ・アンマ(並行箇所の第一歴代誌18:1によればガテのこと)を奪ってペリシテ全体へのにらみを利かせました。
2節。次に、ダビデは死海東部のモアブに勝利し、戦闘要員を減らしました。厳しい処置の背後に何らかの理由があったものと思われます。モアブはしもべとなり、貢物を納めるようになりました。
3~4節。ダビデは北部のツォバの王ハダドエゼルを討ち、多くを捕虜にし、馬の足の筋を切って武器を無力化しました。
5~6節。ハダドエゼルを救援に来たダマスコ軍をも打ち破り、ダビデはダマスコに守備隊を置き、治安監視を行いました。
9~10節。ハマテの王トイは、ダビデがハマテの敵にダメージを与えた事を喜び、銀や金の貢物を届けました。これは友好条約の印です。
14節。そして、ダビデは東南にあったエドムにも勝利し、守備隊を設置しました。
ダビデは外敵から脅威を取り去りました。未来に向かって平和を構築するためには、安全保障を結び、守備隊による監視体制を作りました。
15~18節には内政について書かれています。ダビデは正義を大切にする政治をしました。優秀な人材を登用し、側近たちと良い関係を保ちました。
「主は、ダビデの行く先々で、彼に勝利を与えられた。」(6節、14節)
主はダビデの行く先々で勝利を与えて下さいました。これは7章9節の言葉通りです。イスラエル周囲の国からの脅威を取り除くのに多くの日数を必要としました。ダビデは主に信頼し、忍耐し、踏みとどまり、誠実に、たゆみなく、王としての使命を果たしました。
あなたも、与えられた使命の真ん中を歩み続けませんか。
「軍馬も勝利の頼みにはならない。軍勢の大きさも救いにはならない。見よ、主の目は主を恐れる者に注がれる。」(詩33:17~18)
□与えられた使命、王として戦い続けたダビデ
□行く先々の勝利は主による
□武力に頼らず、主に信頼