2026年10月4日日曜日

第二サムエル9:1~13 メフィボシェテ

 ダビデは親友との約束を果たそうとしました。

 ダビデは言った。「サウルの家の者で、まだ生き残っている人はいないか。私はヨナタンのゆえに、その人に真実を尽くしたい。」(第二サムエル9:1)

 ヨナタンの身に何か起きた時は、彼の子供達を守り助けるとダビデは約束していたのです。第一サムエル20:15にヨナタンは「あなたの恵みを私の家からとこしえに断たないでください。」と言っていました。

 ダビデは「真実を尽くしたい」(1節)と述べました。その後に述べた「神の恵みを施そう」(3節)「あなたに恵みを施そう」(7節)も原文では同じ「ヘセド」という言葉が使われており、真実、恵み、愛と訳される言葉です。ダビデは最初から神の愛でヨナタンの息子を愛すつもりでした。

 ヨナタンの息子が残っているかとダビデがサウル王の僕ツィバに尋ねると、ツィバは注意深く名前を明かさず、ダビデの本心を探りました。両足が萎えていて歩けない息子がいますが、それでも助けるおつもりですかとツィバは暗に問うているのです。

 4章4節にあるようにメフィボシェテは5歳の時に事故で歩けなくなりました。同日、祖父と父ヨナタンの死を経験しました。そして今、ロ・デバル(意味は「何もない」)(4節)という場所でひっそりと生きていました。不幸で見捨てられた人生だったのです。

 ダビデはメフィボシェテを見た時、親友ヨナタンの面影に心を熱くさせたはずです。メフィボシェテの怯えた様子に気づいたので、恐れることはないと優しく語り掛け、「祖父サウルの地所をすべてあなたに返そう」(7節)と述べました。そして、「いつも私の食卓で食事をすることになる」(7、10、11、13節)と約束しました。見捨てられていたメフィボシェテをダビデ王の養子にするも同然でした。メフィボシェテの能力や努力によらず、歩けないハンデに関わらず、ダビデの愛によって実現した事なのです。

 メフィボシェテは感激し、「死んだ犬のような私」(8節)に対する途方もない恵みと理解しました。(参考:第一サムエル24:14のダビデの言葉)

 あなたの番です。メフィボシェテは誰かに似ていませんか。そうです。あなたです。優れたところがなく何らかのハンデを背負い、見捨てられた場所で暮らしていたのが私でありあなたです。生まれつきの罪人で、神を知らず、罪を重ね、滅びるべき者でしたが、主イエスが探し出して下さいました。そして、十字架で身代わりになり罪と滅びから私たちを救い、天のすべての祝福を譲渡して下さり、神の子の身分を与え、日々の糧を備えて下さったのです。

□あなたはメフィボシェテです。主をたたえましょう。
□あなたの周囲に別のメフィボシェテが隠れています。その人に恵みを施しましょう。


第二サムエル9:1~13 メフィボシェテ

 ダビデは親友との約束を果たそうとしました。  ダビデは言った。「サウルの家の者で、まだ生き残っている人はいないか。私はヨナタンのゆえに、その人に真実を尽くしたい。」(第二サムエル9:1)  ヨナタンの身に何か起きた時は、彼の子供達を守り助けるとダビデは約束していたのです。第一サ...