2026年10月12日月曜日

第二サムエル10:1~19 アンモン人 

 ヨルダン川東側に住むアンモン人のナハシュ王が死にました。ダビデは今までのいきさつで「私に真実を尽くしてくれた」(10:2)と感じていたので弔意を表すため代表を遣わしました。
 第一サムエル11章によると、ナハシュはヤベシュ・ギルアデの人々の右目をえぐり出せば命は助けると迫った人物でした。サウル王はナハシュ軍を打ち取ったので、ナハシュはサウルの敵ダビデに何らかの援助をしていたのかもしれません。

 アンモン人の首長たちは弔問団をダビデのスパイ行為だと断じ、髭を剃るなどして辱めて送り返したので(3~4節)、ダビデは戦闘態勢を整えました。

 アンモン人は北のアラム人に要請し、多数の傭兵を得ました。イスラエルの将軍ヨアブが軍を引き連れて現地に到着すると、二正面の戦いになり不利だと戦況判断をしました。アンモン人は城門の前に兵を並べています。一方、アンモン人が雇ったアラム人傭兵部隊は反対側の野に集結していました。

 古代の歩兵戦では、前後を敵に囲まれたら敗北は決定的でした。ヨアブ将軍は部隊の中から精鋭を選び野原にいるアラム人部隊に向けて配置しました。城壁前のアンモン人に対しては弟アビシャイに指揮を任せ、劣勢の時は助け合うと約束しました。(9~11節)

 「強くあれ。われわれの民のため、われわれの神の町々のために、奮い立とう。主が、御目にかなうことをされるのだ。」(12節)

 冷徹な軍人と知られるヨアブも、劣勢の中でも勇気を出し、主の目が注がれていると信頼しつつ全力を尽くし、戦いの結果を主にお任せするつもりで戦いに臨みました。

 あなたの番です。何か大きな困難が一度に二つ以上襲って来ていませんか。そんな状況でもパニックになる必要はありません。主が御目にかなうことをされると信じて全力を尽くしましょう。役割を分担し、自分は一度に一つ目の前の敵に立ち向かえば良いのです。

 戦いの結果はどうなったのでしょう。「アラム人は彼の前から逃げた」(13節)とあります。それを見ていたアンモン人は門を閉ざして町の中に逃げ込み、戦いは終了となりました。(14節)

 この後、ハダドエゼル王のアラム軍が名誉挽回のため兵力増強してヘラムで戦いましたが、ダビデが率いた部隊はとても強く、戦車兵700、騎兵4万を殺して勝利しました。
 アラム人はイスラエルと和を講じて従う姿勢をみせました。(18~19節)

 □窮地に立った時は強くあれ!主は御目にかなうことをして下さる
 □二つの事が襲ってきても、勝利の道はある

第二サムエル10:1~19 アンモン人 

 ヨルダン川東側に住むアンモン人のナハシュ王が死にました。ダビデは今までのいきさつで「私に真実を尽くしてくれた」(10:2)と感じていたので弔意を表すため代表を遣わしました。  第一サムエル11章によると、ナハシュはヤベシュ・ギルアデの人々の右目をえぐり出せば命は助けると迫った人...