ダビデの性的罪、その罪の隠蔽工作、そして殺人。
それが今日の箇所に書いてあるすべてです。
「ある夕暮れ時、ダビデが床から起き上がり、王宮の屋上を歩いていると、一人の女が、からだを洗っているのが屋上から見えた。その女は非常に美しかった。」(第二サムエル11:2)
ダビデは全兵力をアンモン人の首都ラバに派遣しました。三方が崖で強固な城壁のあるラバでは籠城戦が長引くと予測しヨアブに指揮を任せた。
全軍が出払った都エルサレムには若い男達がいなくなり、ダビデは緊張感を失う中、夕暮れ時に昼寝から目覚めました。体を洗う美しい女性を屋上から見つけました。勇士30人数えられたウリヤ(23:39)の妻であると分かっても、ダビデは彼女を召し入れて寝ました。その後、彼女は妊娠しました。
性的誘惑からあなたを守るものは、大切な配偶者や家族の存在です。ダビデには多くの妻や側女がいて、誠実を尽くす相手がいませんでした。
ダビデは妊娠の知らせを聞いてうろたえました。これが公になれば、兵士たちは妻を置いて戦場に行けません。
そこでダビデはウリヤを呼び寄せ休暇を与え、妻と過ごさせ、妊娠偽装工作をしようとしました。ところがウリヤは神の箱が幕屋に置かれ同僚の兵士たちが戦地にいるとして二晩とも家に帰らず野営しました。(11節)
ダビデは戦地の司令官ヨアブにウリヤを激戦地に配置させ戦死させるように命令、その通りになりました。(16、24節)
この一連のダビデの行動は神のみこころを損ないました。この後、ダビデの息子たちのトラブルの遠因はこのダビデの罪にあります。
「喪が明けると、ダビデは人を遣わして、彼女を自分の家に迎え入れた。彼女は彼の妻となり、彼のために息子を産んだ。しかし、ダビデが行ったことは主のみこころを損なった。」(27節)
今日の箇所にはダビデの気持ちが語られていません。聖書の読者ならダビデの気持ちを推測できるでしょうといわんばかりです。
また、本来、ダビデだけがすべてを知っていて、ウリヤの妻バテ・シェバとヨアブ将軍は部分的にしか事実を理解していませんでしたが、聖書は全貌を明らかにしています。この章は神の視点で地上で行われた出来事が語られているのです。
あなたの番です。
あなたはダビデに似ていますか。
多くの場合、罪は3つの段階を踏んで悪化します。罪を犯す。罪を隠すために嘘をつき。最後に逆切れし人のせいにして誰かを傷つける。
罪を犯したら、正直にすべてを話すことです。大切な人を傷つけたのですから、その人に心を込めてあやまることです。そして自分のした事をつぐないましょう。
「さあ主に立ち返ろう。主は私たちを引き裂いたが、また、癒やし私たちを打ったが、包んでくださるからだ。」(ホセア6:1)
□ダビデは性的罪を犯し、罪を隠蔽し、殺人を犯しました
□誘惑に負けないために、大切な人への愛と誠実さを育てよう
□罪は隠さず、告白しよう